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スノーデン

少し前ですが、スノーデンというノンフィクション映画を観ました。
スノーデンというのは実在の人物の名前で、命がけでアメリカの監視社会について告発した人。
アメリカでは指名手配されており、現在はロシアに亡命中です。
告発時29歳なんですが、それまでの経歴も華々しく、今の私と同い年でこんなことやった人がいるのか…となりました。

スノーデンは日本にも滞在していたことがあり、日本国民に向けても危険性についてのメッセージを発信しているようです。
全然、私の耳に届いていなかったけど・・・危機感薄い。笑
そういや最近コロナの感染拡大防止のため国民の行動を監視するみたいな話がありますね。
以下、映画の感想ではなく自分の思い出語りです。



私は一応デジタルネイティブ世代のようです。
インターネットって怖いんだぞ~みたいな教育を受けたので、昔は結構怖がっていました。
私の家は家庭用PCを買うのが遅く、たしか小学5年生の頃に家にPCが来たと思います。
それまでは父の仕事用PCで年賀状とか作ってました。
我が家で最初のPCを一番長い時間使っていたのは父でも兄でもなく私だと思います。
最初はインターネット・リバーシで対戦相手に「角を取ったぞ!」とメッセージを送るのがやっとでした。
中学生にあがって自分のブログを持ち、自作ポエムを発信するようになりました。
お絵描き掲示板に絵を投稿したり、チャットやふみコミュニティで他人と交流したり。
仲良くなった同い年のお絵描き友達と文通もしました。母には習い事の友達だと嘘をついて。
電車男が流行り、2ちゃんねる=VIPのイメージが私の中で定着しました。VIPを見るようになりました。
高校生になって自分の携帯電話を持つようになりました。
おしゃれな友達がホームページを開設するようになりました。私のブログは黒歴史となりました。
VIPと友達のホームページを監視し、高度なお絵描き掲示板で他人の書いた絵に色を塗るように。
毎日大量のメールをやり取りし、頻繁にアドレスを変えていました。今もその頃のアドレスのままですが。
兄に頼んでmixiに招待してもらったような・・・
大学生になってTwitterFacebookをやり始めて、友達が私の写った写真を公開アカウントで投稿するのが嫌でした。
消してと頼んだら投稿自体は消してくれましたが、写真はアップローダーに残ったまま。
でもそれ以上は面倒で頼みませんでした。他の人に消してと頼むのもやめました。なんかイケてない気がして。
最先端の人たちがiPhoneを買うようになり、少しして私もAndroidスマホを買いました。
LINEをインストールしましたが、電話帳の同期はしませんでした。
GPS等も必要なときにだけONにしていました。バッテリーの持ちも悪かったし。
最近までそうしていましたが、わりと不便で気が付けば常時ONに。
そうすると五月雨式にセキュリティ意識が薄くなり、フリーWi-Fiも利用するように。
今ではGoogleが勝手に私のメールを読み、フライトの時間を告知してくれるのを便利に感じています。
監視されるのの何が怖いの?便利じゃん。という気持ちすらある。

スノーデンの映画でPCのカメラをシール貼って隠すシーンがありましたが、昔は私もあれやってました。
今はやってません。だってPCが不細工になるから。