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四月は君の嘘のアニメ感想(ネタバレ有)

四月は君の嘘という有名なアニメを見ました。実写映画化もされているそうです。
とっても評判がいい泣ける作品ということで期待して観ました。
たしかに泣けるのですが、私の期待していたものとは少し違っていました。
否定的かつネタバレな感想になりそうです。


私の趣味はまとめサイトを見ることなんですが(笑)
「タイトル回収が秀逸なアニメ」みたいなスレタイに挙がっていたのがこのタイトルでした。
ちなみに寄生獣も挙がっていました。
寄生獣のタイトル回収シーンは私も大好きなシーンなので、やっぱりな~という感じ。
ずっとタイトルの意味を気にしながら見ていたので、あのシーンは痺れました。
でも四月は君の嘘のタイトル回収シーンは正直全然痺れませんでした。
寄生獣と書いた人と、四月は君の嘘と書いた人はきっと別人なのに、ついつい寄生獣のような感じを期待してしまって・・・

最終話ネタバレ込みであらすじを書くと、
主人公は天才ピアニストである中学生の少年。母を亡くしたトラウマでピアノが弾けなくなっている。
ヒロインはバイオリニストの美少女。主人公の隣のクラス。
ヒロインは主人公の友達が好きだという「嘘」をついて主人公に近づき、無事主人公を惚れさせる。
しかし彼女は重病を患っていて最終話直前に死ぬ。
上記の「嘘」は彼女の死後、手紙によって明かされる。

ということでタイトルに「嘘」が入っていて、手紙のシーンで回収ということですね。
この手紙のシーンが全然痺れないどころか、それだけ?!って拍子抜けしてしまいました。
私はいろんな前情報を持ちすぎて見てしまったのかもしれない。
ヒロインが死ぬのも嘘の内容もわりと最初のほうから察していました。
「泣けるアニメ」「突然現れる色素の薄い美少女」
この2つだけで重病ものだなーってなります。
そのうえ、主人公は親しい人の死に関するトラウマ持ちって…絶対死ぬやん…
ヒロインが主人公の友達ではなく主人公自身に恋をしているのも見てればわかる感じ。

タイトルの「嘘」はわかったけど、「四月は」については結局わかりませんでした。
タイトル回収があると聞いてまず思ったのが、余命について嘘をつく話なのかなって。
4月のコンクールは絶対応援いくって話していたけど、4月まで生きられないことを君はわかっていて嘘をついたんだね・・・みたいな。陳腐ですかね。笑
でも結局嘘の内容と日付は関係がなかった。。。
四月=春=恋ということで、恋する相手を嘘ついてたよってことなのかなー?
恋は君の嘘から始まったよ、的な。

ところでこのアニメはタイトル回収以前にセリフがクサくて苦手でした。
タイトル回収するまで絶対やめない!と思っていたので最後まで観ましたが・・・
主人公とヒロインがお互いを「君」と呼ぶのもどうにも違和感が。。。
冴えない主人公と友達のイケメン、幼馴染と突然現れる美少女という二大暴力系ヒロイン。
この設定はどう見ても少年漫画ですが、台詞回しのクサさで少女漫画かと思った。
あとクサいだけじゃなくて長い。
ピアノ弾いてるのにずーっと心の声が聞こえ続けてうるさいくらいでした。
長い長いセリフを聞いていると疲れて一気見できなかったのももどかしかった。私の問題?笑

OPはほとんど飛ばしていましたが、クラシック音楽の漫画なのにアニメ風?アイドル風?のOPもなんだかなー。
昔ちょっと見ていたバレエアニメでプリンセスチュチュというのがあるんですが、このアニメはバレエ音楽を使ったOPで結構好きだった。
四月は君の嘘もそういう曲だったらいいのに・・・個人的な感想ですが。

Wikiかなんかによると、原作者はメタラーだけどバイオリニストの美少女が出る漫画を描きたくてできたらしい。
メタラーおじさんの夢から生まれた作品かと思うとなんか納得。笑
私もメタル好きだし急に愛着が。。。