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キャビンの感想(ネタバレ有)

キャビンという映画を観ました。
CUBEと勘違いして観たことあるからとスルーしてたんですが、違う映画だと気付きました。笑
めちゃくちゃ面白くて笑いました。
ネタバレしながら感想を書きます。


ホラー映画好きのための映画だそうですね。

若い男女5人が山奥の小屋(いとこ所有)に遊びに行ったらゾンビに襲われるのですが、実は謎の研究施設が仕組んだ、悪魔(?)を鎮めるための生贄を捧げる儀式だった!というお話です。
若い男女は、処女と淫乱と戦士(体育会系リーダー)と学者(がり勉)と愚者(無能)。
ゾンビ初登場シーンは淫乱彼女と戦士彼氏の野外Hの最中というありがちなもの・・・
なんですが、性格もシチュエーションもすべて研究施設の人が薬品とかで作り出したもの。笑
山小屋を所有するいとこなんて奴もきっといない。
研究施設の人たちは、彼らのことをずっとモニターで監視していて、どんな化け物に襲われるか賭けたり、Hシーンで盛り上がったりと大変下品。
若者たちがお決まり通りのホラー展開を繰り広げ、処女を残して全滅すれば悪魔さんも満足して引き下がってくれるらしいので、それまでは薬品噴射したりドアのカギを閉めたりで若者を誘導しつつ和やかに楽しみます。
さながらホラー映画を鑑賞する悪趣味な私たちのよう。
(おっぱいを出さないとクライアントは満足しないんだ!と私達向けのようなセリフもあり)

ちなみに、この生贄の儀式は世界各国で挑戦されていて、どこか1つでも成功すればOK。
古典的ホラー映画のシナリオ通りに生贄を捧げられれば成功、人間が化け物に勝ってしまうと失敗。
映画の開始時、残るのは日本チームとアメリカチームだけだったので、アメリカチームはプレッシャーを感じています。
しかも映画の中盤で、今まで失敗知らずだった日本がまさかの失敗!
日本では、女子小学生が教室で貞子風の幽霊に襲われて阿鼻叫喚していたのですが、かごめかごめ風の謎儀式により幽霊を本来の姿(カエル)にすることに成功。笑
結局、女子小学生たちは一人も死ななかったらしい。
阿鼻叫喚のシーンではお決まり通り教室のドアが開かない!でパニックだったのに、そこからどうしてあの除霊術に至ったのかめっちゃ気になります。笑

ということで、日本の失敗にアメリカチームもさすがに焦る。
しかも処女以外みんな死んだと思ったら愚者役の男子が生きてて、それどころかドラッグ中毒のせいで研究施設の薬がうまく効いておらず有能で、ゾンビ送り込み設備を発見して研究施設に殴り込みに来てしまいます。
研究施設は地下にあって、エレベーターを使って化け物を送り込んでいました。
エレベーターは透明なガラス張りで、他にも様々な化け物たちが収容されています。
それを見た処女と愚者の二人は、全てが仕組まれていたことに気が付きます。
そして怒りの化け物パーティを始めます!(なぜか化け物全開放スイッチが都合よくある)
侵入してきた二人を殺そうとやって来た警備員たちは化け物に襲われ即全滅。
モニターで監視していた人たちも多少すったもんだして全滅。
最後には研究施設の長としてシガニー・ウィーバーが出てきて、二人に生贄になるよう説得するのですが、抵抗されて死亡。
生贄の儀式は全世界で失敗し、巨大な手が地面から出てきて(怒りの悪魔復活)人類滅亡エンド。

ジャンルはホラーですが、怖さはあまりなく笑えます。
でもたぶんそもそもホラーが楽しめる人じゃないと楽しくないんじゃないかなと。
ホラー映画のこういうとこ笑っていいのかな?私頭おかしいのかな?という気持ちを払拭してくれる映画。