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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!の感想(ネタバレ有)

ホット・ファズという映画を観ました。
めっちゃ面白かったです!!
抱腹絶倒とまではいきませんが、終始ニヤニヤしながら観てました。
ネタバレ厳禁!!というような堅い映画ではないのですが、
頭空っぽで観る方が絶対に面白いので、今後観る予定の方は読まないでください。笑


ショーン・オブ・ザ・デッドの監督で、メインのキャストもあの二人という映画。
知らずに見たのですが、後で知って納得。笑
ショーン・オブ・ザ・デッドを観たのはかなり昔になりますが、好きな映画です。
でも大学のときの嫌いな先輩が一番好きな映画に挙げていて、ちょっと嫌いになりました。笑
もう一回観たいな~。

大都会ロンドンで働く凄腕警察官が上司の嫉妬で転勤させられることで物語が始まります。
転勤先は平和なド田舎で大きな事件なんて一つも起きない。
警察官たちはやる気もないしおバカ揃い。
主人公の相棒役のおデブ警官は刑事物アクション映画の大ファンで、都会から来た主人公に銃撃戦の話をせびる無邪気っぷり。
ジジババ達が見回りパトロールをやってるけど、話題になるのは孫の誕生とか落書きとか。。。
そんなある日、とあるカップルが交通事故で死んでしまう。
他の警官たちはよくある交通事故で事件性なしと片付けようとするけど、主人公だけが事件性を疑っていて・・・
そして次々に起こる不審な死亡事故。
平和な町に殺人鬼が潜んでいると騒ぐ主人公と、そんな彼をノイローゼと思う周りの人たち。
ついには事件の核心に迫りかけた主人公が襲われて・・・

そんな感じのストーリーです。
人の殺され方が結構グロいんですが、かなりチャチなので耐性あれば笑えます。
黒幕はやっぱり例の見回りジジババ。
この町で銃なんて見たことない~なんてボケたことを言っていたのに、主人公とのバトルが始まると至る所から銃を取り出し、お年寄りとは思えないアクロバティックさで攻撃してきます。
主人公以外の警官たちはジジババに「平和な町」と洗脳されていたのですが、おバカで乗せられやすいせいか主人公が説得すればあっさり主人公の味方に付きます。
おバカだけど悪い奴らではなかったようで、初めての刺激的な状況と正義感で戦う彼らがカワイイ。

前半はちょっと退屈かもしれませんが、伏線がたくさんあるし、それがあってこその中盤の不気味さ、後半の銃撃戦の痛快さにも繋がっていると思います。
印象に残っている笑えるシーンはいくつもあるのですが・・・
寒くもないのにいつもロングコートを着ているボケ老人がやっぱり銃を隠し持っていたというシーン
チャリ手放しで漕ぎながら両手で発砲してくるおばあちゃんのシーン
銃撃戦の真っただ中にやって来てしまう素晴らしい町評価委員会(だっけ?)の人たち
無限に刃物やらなんやら投げてくるスーパーのお肉売り場の人たち
相棒のおデブが叫びながら空に向かって発砲するシーン(彼が憧れと語っていた映画の再現)
ごちゃごちゃやってる後ろでおじいちゃんが塔のミニチュアに突き刺さったままになってるシーン。。。

思い出してもなんだか笑えるいい映画でした。