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ある公爵夫人の生涯の感想

ある公爵夫人の生涯(原題:THE DUCHESS)という映画を観ました。
18世紀後半のイギリス貴族たちの実話をもとにしたお話。



主演はキーラ・ナイトレイ。とってもきれいでした!
私の大好きなドラマ、ダウントン・アビーは20世紀前半のイギリス貴族の話なので、
そのさらに100年くらい前の物語ですね。
服装は私が思い描くお姫様のドレス!って感じで、とってもきらびやかでした。
腰がキュッとくびれていて、スカートはふんわり。頭には派手なウィッグ。
主人公である公爵夫人は社交界の注目の的でおしゃれでスキャンダラスな人。
本当にどの衣裳もとっても素敵でした!
パーティのときだけでなく、普段着(?)のストライプ柄のドレスなんかも全部。
まあダウントン・アビー時代の、ストンとしたドレスのほうがおしゃれに見えるし好きなんですが。
「貴族」というものがどんなものか、やっぱり現代日本人の私には理解しがたいですが、
豪華な衣装や室内装飾品、食事などはどこをとってもうっとりするくらい美しいですね。
現実もあんなだったんだろうか。。。

ストーリーは、実話とは思えないような、歪な人間関係を描いたものです。
私の住む世界とは国も時代も違うので、わからない事情がいろいろとあるんでしょうね。
私にはわからないこともあれば、深く共感できることもある。
ドレスの美しさとか。愛する人と結ばれない辛さとか。現実を生き抜こうとする強さとか。
だから私は海外や古い時代のお話が好きです。
知らない世界を知ると知っているものの理解が深まるような。
人間の本質に触れられるような。
まあそんな気持ちになれるってだけなんですが。